慶應女子大生のブログ

女子大生のブログ

慶應大学に通う女子、結婚・就職などの人生のもやもやについて書きます。

気持ちと状況どちらを取るか。

カレピッピが学校をやめてしまい、医者になることが困難になってしまった時に

「好きでいる限り一緒にいる。」
という結論に至ったのだが、それは本当に正しいのだろうか。
と思うことが多くなった。
 
周りの話を聞いていても、
距離や、両親の問題、タイミングなどの状況のせいで、
例えお互いのことを好きでも離れることを決意したカップルは山ほどいる。
 
その後それぞれは、お互いに良い人を見つけているし、
前に進んでいる。
 
私は、この状況を大切にしすぎなのだろうか。
状況があまりにも難しすぎるが上、意地になってしまっている部分は大きい。
 
気持ちの面では、カレピッピのことは大好きである。
状況の面では最悪である。
 
「世界で見つけた日本人妻」のようなタイトルの番組を見たことがあるだろうか。
日本人が知らないような土地で外国人の妻として渡り、力強く生きる日本人女性を特集した番組である。
 
以前見た女性は、アフリカ人の彼と旅行で会い、結婚をし、アフリカで生活することを決心するが、待っていたのは、飲んだくれの家族と兄弟夫婦。
毎日彼らの世話をして、質素な生活を送っているというものだった。
 
何があったかわからないが、夫も飲んだくれてしまっており、仕事も上手くいっていないようだった。
とてもきれいな人だったし、日本で普通に結婚していたら、そんなことはせずに済んだであろう。
 
しかし、彼女は後悔はしておらず、同居している家族も感謝をし、彼女なしでは生きられないと言っていた。
他人に必要とされることに幸せを見出す方なのだろう。
状況がどうあれ、彼女は気持ちを優先し、状況に苦労しながらも、楽しんで生活をしているようだった。
なぜなら、夫と子供、家族を愛しているから。
 
やはり、気持ちがあれば何でも乗り越えられるのだろうか。
 
結婚生活は、やはり気持ちだけではどうにもいかないだろう。
先のことを考えすぎなのは承知であるが、距離が離れている分、先のことを考えずにはいられないのである。
 
以前は、「彼と一緒ならどこでも生活できる。」と超かわいいことを言っていたが、
ソマリア在住が現実になっていく今、しっかりとカレピッピの時間を無駄にしないためにもしっかりと考えなければならない。
 
ソマリア在住の日本人は現在16人と聞いた。
普通に言う「海外に住む」の次元が違いすぎる。