慶應女子大生のブログ

女子大生のブログ

慶應大学に通う女子、結婚・就職などの人生のもやもやについて書きます。

黒人に対する日本人のステレオタイプ

人間は、固定概念を絶対に捨てきれない。

特に、人種に関しては顕著で、日本人だから礼儀正しいとか欧米人だからパーティーが好きとか。
確かに間違っていることの方が少ないかもしれないが、全員にあてはまることではないし、
経験をもとにせず、そのように主張する人もいるので、固定概念なのだろう。
 
黒人に対する日本人の固定概念とは何だろう。
ポジティブなものとネガティブなもの両方あるだろう。
 
ネガティブなものであれば、差別をされてきた人種であるとか、
怖いとか、渋谷で何かしら売りつけられるとか、
 
最近は、文化の違いに柔軟になってきたのか、ポジティブなイメージを耳にすることが多い。
ヒップホップなどの影響で一部のイケイケな若者から
「黒人=イケてる=ヒップホップ=ブラザー=YEAH」
みたいな考えが広まっている気がする。
 
インスタで「#黒人になりたい」というハッシュタグを見たこともある。
カレピッピから散々、黒人としての生きずらいエピソードを聞いているので、
「なれるもんなら、なってみろ。家を借りるのさえ苦労するぞ。」
と言ってやりたいが、彼らに悪い意図はないので、どうでも良しとする。
 
先日、カレピッピは日本人の友達が開催するパーティーがあるためクラブへ行ったそう。
そこで、カレピッピは日本人が自分に対してとてもフレンドリーだったことに感動したそうだ。
パーティーでの写真を見せてもらったのだが、
そこでは「ヒップホップ命 YEAH 黒人最高 YEAH」みたいな若者がカレピッピを囲んでいた。
 
その後彼らは、カレピッピに電話番号を聞き、「ヘイブロ~~遊ぼうぜブロ~」とメッセージをしてくるらしい。
 
おそらく彼らは、カレピッピが黒人というだけで、イカしてるクールな遊びを知ってると思ったのだろうか。
 
残念ながら、カレピッピは黒人ラッパーのようにワークアウト命なわけではなく、お腹はぷよぷよしているし、
甘いものが大好きだし、
一度ヒップホップ歌手のような洋服を試着してみたが、全然似合わなかったし、
ラップはできない。音痴である。
 
おそらく、カレピッピが日本人の友人とハングアウトしたら彼らをがっかりさせてしまうだろう。
カレピッピはキュートでカラフルなタピオカ屋さんで通常ハングアウトするからである。
 
「きっと、そういう黒人ギャングスターを期待してるんだよ。どうするの?」
と、カレピッピに聞いたら。
「そうそう、そう思った。がっかりさせちゃうね。」
 
カレピッピも気づいてたようである。
確かに写真を見返したら、クラブでイケイケのジャパニーズボーイ達の中でカレピッピの顔が盛大にひきつっていた。