慶應女子大生のブログ

女子大生のブログ

慶應大学に通う女子、結婚・就職などの人生のもやもやについて書きます。

ソマリア人カレピッピと決着をつけた話

散々書いてきたソマリア人カレピッピとの関係は、数か月前に実は終わってしまった。

理由はいろいろあるのであるが、やはり最大の理由は、カレピッピの人柄が変わってしまったという点である。

私は、カレピッピの国籍や、医者になる将来と付き合っていたのではなく、カレピッピの私に対する接し方や思いやり方がとても好きだった。

経済的な問題で学校を続けられなくなったり、いろいろと将来について不安になる出来事が重なってしまい、カレピッピも私にあたるようになってしまったのである。

しかし、その間にも楽しかった思い出が、たくさんよみがえって、なかなか別れるという決断に至らなかった。

私がソマリアに行かないと一緒になることができない、となった時も、ソマリアに行くつもりでいた。

カレピッピと一緒にいれるなら、それくらいの犠牲は払えるつもりでいたし、むしろそれが私にとって幸せな選択肢であるようにも思えた。

それぐらいの覚悟ができていたのは、カレピッピのことをとても好きだったからである。

もちろん、普通に交際しているカップルはうらやましくあったし、なんで私たちだけがこんなに苦しい思いをしなければいけないんだと、悲しくなったことの方が多いかもしれない。

だが、時間が少し経ったいま、思い出が美化されて、本当に自分の選択肢は正しかったのか。諦めて良かったのか、後悔するようになってしまった。

カレピッピと私の将来やすべてを考慮すると別れたのは、正しいと思う。ただ、気持ちというのは、どうしても論理的に考えるのは不可能であり、「もし私が、カレピッピと一緒にいたら、諦めずに努力していたら、」と考えてしまう毎日である。

カレピッピには、「もう連絡しないで欲しい、すべて忘れて欲しい。」といわれたので、それから連絡はとっていないが、いつも何をしているかな、元気かな、と思い続けているのは事実で、誰かとデートをしても、カレピッピと重ねて考えてしまうことばかりである。

タイトルで、「決着をつけた」と書いているが、実のところ、私サイドでは決着はついていない。

たまに、思い出して、自然と涙が流れる時もあるし、まだ悲しい思いをするときはたくさんある。

カレピッピとよりを戻すとか、連絡をとってみるということをするつもりはないが、彼との思い出をただの過去とするにはもう少し時間がかかりそうである。