慶應女子大生のブログ

女子大生のブログ

慶應大学に通う女子、結婚・就職などの人生のもやもやについて書きます。

もう別れてやる!と思う瞬間

私は、損得で考えてしまうことが多い。
カレピッピといることが自分にとってどれくらい得かということで考えてしまうことが多い。

彼氏彼女がいる人に話を聞くと「損得ではない、自分が愛されていると感じる心の充足が大切なのだ。」
と言われることが多い。
だが、その「心の充足」とかも今の私にとって、人生を豊かに送ることができる「得」でしかない。
別にあってもなくても良い、人生においての「オプション」の存在でしかない。

だから、自分にとって「損」になったときに「もう別れてやる!」と思うことが多い。
例えば、私が何かすごく話したいことがあって即座に感想がほしいとき。
深い関係になっているからこそ、即座に感想がほしい、話したいと思うのがカレピッピであることが多い。
だが、カレピッピは勿論私の思い通りの時間帯に返事をくれるわけではない。
情報インフラままならないフィリピンではWiFiが壊れることが日常茶飯事である。

返事を待ってやきもきする時間は圧倒的に私にとって「損」であり、カレピッピさえいなければそんな気持ちになる必要はなかった。
しかし、まれにタイミングよく返答が得られるとそれは私にとって「得」になる。

関係について損得で考えるのは友人関係においては全く異なる。
友人関係になると大切なのは損得ではなく「共感」になる。
お互いの体験や感情を共感できるのが友人であり、「損得」にはならない。
考えてみれば、友人関係において自分が「損」だと感じたことは一度もない。

もしかしたら、私はカレピッピを地位的に自分の下の存在に見て、利用したいだけかもしれない。
得を感じられるような存在にしたいのかもしれない。

友人関係はグループ単位であるので対等に考えるが、交際関係になると一対一で限られた交友範囲になるため、
お互いの地位や、生まれ育った環境、収入などがすごく比べやすくなる。
それぞれがすべてカレピッピと違う私は、カレピッピを無意識に階級下に見て、付き合ってきたかもしれない。

だからなんでもかんでも「損得」で考えてしまうし、「別れてやる!」と上から目線で思うことが多かったのかもしれない。
最近気づいたのは、交際関係は上下がはっきりしやすい。
これからは、もう少し対等な関係・友人関係だとみなして付き合っていくべきかも。