慶應女子大生のブログ

女子大生のブログ

慶應大学に通う女子、結婚・就職などの人生のもやもやについて書きます。

専業主婦はかなりリスキー

お金を稼ぐのは本当に大変である。

嫌なことは死ぬほどあるし、これを一生続けるのか。と思うと何のために生きているのか、
と思ってしまうこともある。
 
特に、女性はそのような状況にぶち当たった時。
「お金持ちと結婚して、専業主婦としてゆうゆう暮らしたい~」
というアイディアに行きつくことが多い。
 
私も、できればお金をたくさん持っている人と結婚できたらいいなと思うが、
専業主婦として、ゆうゆうと暮らすのは、かなりリスキーなのではないか。
と感じることが多くなった。
 
結婚して、相手に養ってもらうが、専業主婦の仕事はそれなりにハードであるし、
休みはない。
だが、必然的に家庭内では「お金を稼いでいる人」の主導権は強くなりがちである。
 
ハウスキーパーなどの制度があまり浸透していな日本ではなおさら、
家事業に金銭的な価値を見出しずらく、どうしても外でお金を稼いでいる人が強い。
という力関係になってしまう。
 
これは、どこかで聞いた話でもあるが、
主婦雑誌のほとんどは「節約」に重きをおいており、なかなか主婦の人が自分でお金をつくるような
方法を特集した主婦雑誌は少ないということ。
 
働いている側が主婦業に関して感謝をしており、同じ力関係を尊重してくれるような人であれば良いが、
問題は、お互いの関係が悪くなってしまった時である。
 
今の時代、離婚なんて日常茶飯事である。
今まで赤の他人として生きてきて、例え交際期間を経ていたとしても
実際に生活をしてみて「やっぱり違うな。」と思うことは自然である。
 
専業主婦の場合、「やっぱり違うな。」と思った時に、
問題になるのが、別れた後に自分自身を養わなければならないということである。
 
現状、家事業だけをやってきて、ブランクのある女性の就職口は、
生活を一人で余裕をもってできるほどのものはあまりないし、
恐らく、それを理由に好きでもない人とストレスをためながら我慢している人は
大勢いるだろう。
 
専業主婦はリスキーなのである。
 
なので、仕事がうまくいかなかったり、仕事が嫌になった時に、
結婚を逃げ道として考えるのは、やめよう。と思った。
妥協しないで結婚しようと思った。
 
そうなった時は、婚活に精を出さず、より自分が楽しめる仕事、
自分がより充実して生きていける術を見つけることに努力していこうと思う。
 
結婚はただの人生のオプションかもしれない。
私は、専業主婦で嫌な思いをしながら、好きでもない人のご飯を毎日つくっている人を
多く知っている。
それでも働くのは嫌いだから良い、と言うなら良いかもしれないが、
自分自身の人生をしたくないことをして生きていくのはどうだろう。
 
幸せな結婚生活を送っている夫婦の方が少ないのが現状である。