慶應女子大生のブログ

女子大生のブログ

慶應大学に通う女子、結婚・就職などの人生のもやもやについて書きます。

恥では死なない。

先日、女友達と話していた時に、「恥では死なないから、自分の気持ちに正直に生きよう。」という結論になった。

私は、本当にそうだと思っている。この世の中で何かする時に抵抗になるのが「恥」である。

もし、失敗して恥をかいたらどうしよう、もし告白して相手に好きな人がいたらどうしよう。すべて、恥を感じたくないため、自分の行動を抑制してしまうことがある。

ここで言っているのは、「じゃあ、みんな裸になろう。どこでもトイレしちゃおう。」とかそういう低次元なことではなく、

恥で死んでしまうことはないので、もし戸惑っている原因が「恥」ならば、やってしまおうということである。

また、「気まずさ」で死ぬこともない。

「気まずさ」や「恥」で相手に思っていることや、やりたいことを言えないのであれば、死なないのでぜひ言ってほしい、やってほしい。

思いのほか、恥や気まずさを感じないかもしれない。すっきりするかもしれない。

私が最近、この考え方を使って得したことと言えば、バイト先のウォーターサーバーの件である。

私のアルバイト先にはオフィスの真ん中にウォーターサーバーが置いてある。

社内の少し太めの人と、社長しか使っていない。

私は、ずっと「このウォーターサーバーは自分も使っていいのか??」と疑問に感じていた。

もしかすると、社内の少し太めの人と、社長がお金を出し合って、設置しているものかもしれない。勝手に知らないフリをして使うのもアリだが、もし、アルバイトの身分が飲んではいけないような高級なお水だったら、彼らにとっては良い迷惑である。

おそらく、きまずすぎて社員の方も私の暴飲を止めることはできない。

社員の方に気まずい思いなんてさせまい、自分が恥をかいてもいいから、あのウォーターサーバーの水を飲んでもいいか、聞くぞ。

と思い続けて2か月がたったころ、「恥で死なない」というのを思い出し、社員の方に聞いてみることにした。

社員の方は「あ、いいよー。」とアッサリだったし、(なんでオフィスの真ん中に置いてあるのに、そんなこと聞くんだか)みたいな疑問たっぷりの表情をしていた。

私が恐れていたのは、「駄目だよ」と断られて、(なんて強欲なアルバイトなんだクビにしちゃえ)と思われて、恥をかく場面だったので、何も起きなくて本当に良かった。

それから、お水はおいしいし、重い飲み物を家から持っていかなくても良いし、人生ハッピーである。

やはり、恥で死なないかぎり、思ったことは言ったほうが良いし、疑問はぶつけるべきだ。