慶應女子大生のブログ

女子大生のブログ

慶應大学に通う女子、結婚・就職などの人生のもやもやについて書きます。

女性という性が鬱陶しい

私は、将来やってみたいことがたくさんある。
やってみたいことというのは、東京に限った話でもないし、日本に限った話でもない。

途上国で無益のボランティアをしてみたいし、世界一周をしてみたいし、日本の田舎でおいしいものを食べながらのんびり暮らしてみたい。
そういうことを、両親に話すと、
「結婚はどうするの?」
と言われる。

私は先日行きたいと思える会社に内定をもらったが、その会社に入ると、
最低2年は地方での勤務になる。
大きな企業で総合職であったら、当たり前のことだろう。

しかし、私は2歳も同期より年上なので、任務が終わるころには27歳28歳くらいになっているだろう。
多くの女性はその年齢で結婚し出産する。そうして30歳になったらまた復帰する、などをして新たなキャリアを歩んでいくのであろう。

そういう心配事があるから、一般職とかエリア総合職とかそういう女性向けの採用窓口もあるのだろう。
その心配事がすべてでないのは、確かだし、そんなこと心配している人はあまりいないかもしれない。

私は今のことろ、結婚したいし、子供も欲しい。でも、あちこち転勤で仕事してる女の人と付き合いたい人なんているだろうか。
会社はもちろん、「結婚」となったら勤務地も優遇してくれるし、意見も聞いてくれるだろう。
でも、ただ「交際中」とかいう軽い理由は何の効力もないだろう。

もし、男性だったらどうだろう。
男性だと、年をとっても結婚・子供を育てるには全く問題にならない。
年をとりすぎは、さすがに問題になるかもしれないが、自分の好きなことをした30代前半後半で結婚しても、
女性のように「結婚が遅かったね。」とはならないだろう。

この心配事は、考えすぎである、というのは承知している。
常にまだわかりもしない結婚相手や授かってもない子供のことを考えてこれから仕事をするのかと考えると気が重くなる。

それに、女性が不利だというつもりはまったくない。
本人次第で、女性でも十分に活躍できるチャンス・方法はたくさんある。

自分の人生は、自分しかいないし、何かあった時も自分一人になる可能性はたくさんある。
だから、私は自分に投資をすることにした。今は、自分のことしか考えない。

もちろん、結婚したいし、子供も欲しいけど、
そんなのいつどこで誰とするかなんてわからない。

女性という性があるからこそ、余計に心配して、大騒ぎして、余計に落ち込むのは確か。
だから鬱陶しいと思う。

だけど、それは全部余計なことで、結婚をしたってそういう余計な心配事は増えていくだろう。
本当にこの人で良いのか、離婚したら仕事はどうする、子供がもし特別なケアが必要だったら、
もしかすると、関わる人が増える分、心配事は増えるかもしれない。

自分勝手にできるのは今の内だけだな、と最近やっと気づいた。
自分の好きなことをして、時間をつかって、いろんなところへ行って、

今のうちから結婚・出産を気にしていたら、身動きが取れないし、実際願望だけで終わってしまうかもしれない。

後悔のない人生を歩みたいと考えた時に
とりあえず、女性という性を考えるのをやめてみることにする。