うざい面接官を思い出してみた。
就職活動で避けて通れないのが「面接」、シンプルに考えてしまえばただの「おしゃべり」であるが、
その面接官によって面接の内容や質も異なってくる。
「会社に入るための試験」の一部であるので、勿論面接内でチェックする項目はたくさんあり、
志望動機やコミュニケーション能力、頭の回転の速さ、バックグラウンド、性格などなど、であろうか。
これはただ、私の好みの話になるのであるが、「うざい面接官」に会うことがたまにあった。
ただうざいだけなので、別にハラスメントを受けたとか侮辱されたわけでもない。
ただ、うざいだけである。
何人かいたのを思い出してみようと思う。
➀人事のプロだと自負しすぎている面接官
何かよくわからないけど、「自分は何人もの学生に会ってきた、一目見れば君がどんな人かわかる」
と言わんばかりのオーラをただよわせ、心理テストみたいな質問をしてくる。
「あのさ~○○みたいなことあったら、どうする?」
こういう人は基本的にタメ口である。別に向こうが年上なので構わないが、
姿勢が悪かったり、自分の「目」を信じているので履歴書を全く見ないで登場することが多い。
そんなに人を見る目があるんだったらDaiGoとかに弟子入りして、パフォーマンスを磨いたらどうか。
②部屋の隅のみを見つめる面接官
質問はしっかりなげかけてくれるのだが、私が回答している間はずっと私の後方の部屋の隅を見つめていた。
振り返って私も部屋の隅を見たくてたまらなかったが、我慢した。
退出するときに確認したが、部屋の隅には何もなかった。こわい。
③眠すぎて寝そうになる面接官
面接官はかなりのハードワークだと思う、同じような学生の話を聞いて、同じような質問をしなければならない。
うとうとしてしまうのは仕方ないと思う。
だが、その面接官はうとうとをこらえるあまり、あるある探検隊の片方が気絶するときの顔で白目になっていた。
面接官が男性2人組だったので、そこから「ドュドュバ ドュバドュビ ハイハイ!」
を2人で始めるとことまで想像してしまって笑いが止まらなかった。
最終的に私が変人みたいな風に見られて負けた。
どれも良い思い出だし、トリッキーな面接は楽しかったが、
やっぱりうざいことには変わりなかった。