慶應女子大生のブログ

女子大生のブログ

慶應大学に通う女子、結婚・就職などの人生のもやもやについて書きます。

tinderで自分の身を守るススメ

私がTinderを始めたのは、留学生時代である。
日本人が多い、語学学校で勉強をしていたのだが、もちろん日本人しかいない。

台湾の方や韓国人の方もいたのだが、彼らも英語を勉強しに来ているので、
お互い適当な英語で話すことになってしまい、勉強にはあまりならなかった。

私のイメージの留学生活は、現地の友達をたくさん作って、語学や文化を学ぶことであり、
語学学校以外で、交友関係をもっと広げたいと思った。
そこで思いついたのが、

「よし、出会い系アプリを使ってみよう。」
ということで、外国人が多く使っているTinderをダウンロードしてみた。

異国の地で知らない人に会うのはかなり危険なことは承知だったので、
すごく気を付けた。

①お金を持っていそうな人(写真にアイフォンとか、マックブックとか写っている。)
②プロフィールを一生懸命書いている。
③写真が複数枚撮られている。(全て別日に撮ってあること必須)
④ちょっとブサイク
⑤自分の直感

最終的に5番が一番正しかったのではと思うが、スワイプスキルはかなり身に着いた。

そして、会話がはずんで会うとなった時、必ず確認していたことがあった。
「私は体の関係いりません。彼氏もいりません。欲しいのは友達だけです。」
そうして半分以上の人は音信不通になったが、これは外国で身を守るために1番大切なことなのだ。

「日本人と友達になってみたい!」「もちろん、構わないよ!」
と言って会ってくれる人はとても素晴らしい人ばかりだった。
フィリピンの観光地に連れて行ってくれたり、異文化交流をしたりなど
週末はとても有意義な時間を過ごすことができた。
今でも、連絡を取り合う中である。

Tinderと聞くと、「いかがわしいアプリ」「寂しい人が使う」「こわい、きもい」
という印象を持つ人がほとんどだろう。
確かに、ほとんどの人がそういう理由で使っているかもしれない。

だが、物は使いようである。
自分の身を守る方法を考えて、慎重さを忘れなければとっても素晴らしいアプリなのである。

身を守るというのは、とてもエネルギーが必要である。
油断をしてしまったら、すぐにつけこまれる。

インドで、少しでもキョロキョロしていれば、ボロボロのサングラスを売りつけられるし、
フィリピンのモールを適当にフラフラしていたら、ポケットのお財布はない。
ニューヨークの地下鉄でマップを見ていたら、ラップバトルをふっかけられる。

日本は、油断しがちな国である。
お財布は警察に届くし、ラップバトルはないし、
ショップ定員はみんなやさしい。

外国でTinderを使っておいてよかったな、と思う。
これから使う予定のある人は、しっかりと自分がTinderで何を得たいのかはっきりさせてから使ってほしい。
そして、正しい使い方の上、思う存分楽しんで欲しい。